アナログな現場の負担を軽くしたい 糸魚川 隆一 ケアブリッジ下松

社会学部から介護職へ

糸魚川 隆一 写真

僕は昔からおじいちゃん子でした。
だからこそ、他の人よりお年寄りに対する想いは強かったと思っています。
大学では社会学部に所属しており、介護には無縁の大学生活を過ごしていましたが、留年をきっかけに介護職へ進むことを決意しました。

1度目の就職活動では、特に介護を意識することもなく、人材・コンサルタント系の職を志望して就職活動を行っていましたが、2回目の就職活動までに1年近い期間があり、その期間が将来について改めて考えるきっかけとなりました。

残酷な現実

糸魚川 隆一 写真

1年間かけて、自分の本当にやりたいことや、社会に何が必要であるかをじっくりと深く考えた結果、少子高齢化という社会背景のある現在の日本の将来にもっとも必要であり、重要な職は介護職ではないかという結論に達しました。

また、そんな折、地元の介護施設へ入所するのに16年待ちだという事実も、僕としては非常にショックな出来事であり、さらに強く介護職を目指すようになりました。

そのため、2度目の就職活動では介護職1本に絞って就職活動を行い、現在は新入社員として、ケア・ブリッジ下松で働いています。

初めて1ヶ月でイメージが変わった

糸魚川 隆一 写真

介護の仕事というと、世間的には3K(キツイ・キタナイ・キケン)と言われます。 そのイメージのせいか、人手が必要にもかかわらず、常に人手不足の業界です。

僕も当初は3Kのイメージを強く持っていたので、覚悟を持ちつつ「百聞は一見にしかず」の心意気で、とりあえず仕事をスタートしました。
しかし、僕が1ヶ月間働いてみて、そのようなことを思ったことはまだ一度もありません。

介護職という偏見

糸魚川 隆一 写真

特に「キツイ」という面に関してはよく言われますが、体力面でも精神面でもキツいと思ったことはありません。
「介護職だから」という偏見があるという話も噂で聞いたことがありましたが、まだそんなことは言われたこともありませんし、そのような目線で見られたこともありません。

むしろ、利用者の方からの言葉に元気を貰いながら、日々楽しく働くことができています。

「あなたは信頼できる」

糸魚川 隆一 写真

以前、あまり話さない利用者の方が近づいてきてくださって、「ありがとう」という言葉を頂くことが出来ました。

とても嬉しかったと同時に、無口なのではなく、恥ずかしがり屋なだけ、ということに気付け、利用者の方とのコミュニケーションの大切さや、楽しさを学べた機会でした。
また、まだまだ新人の僕に「あなたは信頼できる」と言って下さる方も居て、それはとてもやり甲斐を感じることの出来るお言葉であり、その言葉のお陰で日々やる気を持って仕事が出来ています。

このように、利用者の方のお手伝いをすることによって、こちらも元気を貰える職業だと僕は思っているので、非常に僕は楽しく働くことが出来ていますし、自分に非常に向いている仕事だとも思えています。

介護のイメージを変えたい

糸魚川 隆一 写真

介護の現場は常にアナログです。それはこれからも変わらないと思います。
人対人の仕事ですし、力仕事も当然あるので、パソコンを使ったような事務作業に比べると、働く人への負担は大きいと思います。

しかし、世間のイメージより働きやすい職であることは、先ほどもお話ししたように、僕が1ヶ月実際に働いただけでわかりました。 そのため、将来はこの経験を生かして、さらに現場の負担を軽く、働きやすい環境を作れるような経営者や施設長になりたいと思っています。

しかし、僕は組織を動かすだけではなく、ずっと現場にも関わりながら、自分が思い描いている、利用者も介護者も笑顔で過ごせるような施設や制度作りが出来ればいいな、と考えています。 「介護のあまり良くないイメージを払拭」していきたいと本気で思っていますし、自分がそのような活動の一助となれれば、と思っています。