かいご男子 介護ガール

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介護男子&介護ガールってなに?

体だけでなく、心をも回復させる仕事 横井 祐哉(27) シャロームリハビリテーション浜寺 2010年入職

3年後、あんな風にはなりたくない 〜一般企業から、畑違いの介護の道へ〜

僕は大学卒業後、複合機などを販売する、いわゆる「営業会社」で働いていました。
まだ新人で覚えなければならないことも沢山ある中、結果も出していかなければならない。
プレッシャーの連続で、ノルマ・数字に追われる日々でした。

毎日のように残業をしていた時にふと顔をあげると、同じように残業をしている3年目の会社の先輩がいました。
その先輩も数字に追われている様子で、口をついて出てくるのは、会社への不満や愚痴、ネガティブな発言ばかり。

「3年後、あんな風には、なりたくないな・・・」

僕は1年も経たず、会社を退職する決意をしました。

そもそも、自分は小さい頃からリハビリの道に興味を持っていました。
きっかけは中高時代、サッカー部に所属していた頃のことです。
仲の良い友人が試合で大怪我をしてしまい、試合に出られない歯がゆい状況が続いていました。しかし、リハビリ施設に通い、友人がみるみると回復していく姿に衝撃をうけました。

「リハビリって、こんなに凄いのか」
その事がきっかけで、大学はリハビリについて勉強のできる大学を志望しましたが、ご縁がなく、それに関連する分野として「福祉」を学べる大学に進学することを決めました。
ただ、4年間過ごすうちにその感情も薄れ一般企業に就職していたのですが、会社を退職する決意をした時に、ふと、あのときの衝撃がよみがえってきて、福祉の仕事に就くことを考えるようになりました。

横井祐哉 写真

仕事が楽しいだなんてこと、あるはずがない…?

横井祐哉 写真

そんなある日、大学時代の友人と飲む機会がありました。その友人は介護業界で働いていて「しんどいけど、楽しいよ!」と、仕事の話を本当に楽しそうにしてくれました。

当時の自分には、仕事が楽しいだなんて信じられませんでした。仕事はつらい、しんどいというイメージしかなかったので、正直「嘘だろ」と思ってしまっていました。でも本当にイキイキしている友人の姿をみて、そのようにやりがいを感じられるような仕事もあるのかな?と思い始めました。

そこで介護の仕事について詳しく調べてみたところ、介護にも「リハビリ・デイ」という種類の施設があることを知りました。 「これは面白そうだぞ」と更に調べていくと、新しい施設のオープニングスタッフを"シャローム"というところが募集しているのを見つけました。
「これだ!」と思い、全く畑は違ったのですが勢いで応募してみました。面接をしていく中でも、施設の人の仕事に対する真摯な姿勢が感じられたのを今でも覚えています。
そして熱意が通じたのか、なんとかオープニングスタッフとして採用してもらえたのです。

「お前のやり方じゃあぜんぜん分からん。あの人のを見て勉強してこい。」

横井祐哉 写真

僕は一般企業から転職したので、実際にリハビリを行うのは初めてでしたが、福祉系の大学で勉強した知識もあり、「それなりには出来るだろう」と当初は思っていました。

でもある日利用者さんから、「歩きにくい。お前のやり方じゃ全然分からん。あの人(別の介護士)のを見て勉強してこい!」と言われてしまったんです。その時は悔しいという感情ももちろんありましたが、まだまだ自分は未熟なんだということを思い知りました。そして「利用者さんとの関わりの中でもっと勉強していかないと」と襟を正して、より必死に仕事に取り組んでいくようになりました。

リハビリ介護は体だけでなく、心をも回復させる仕事

横井祐哉 写真

仕事にのめり込んでいく中、普段はあまり喋ることの少ないタイプの利用者さんと出会いました。

その利用者さんは歩くことができず、車椅子を利用して生活していました。 「人間は歩けるのが当たり前」誰しもがそう思ってしまうので、いざ歩けなくなったとき自分に自信が持てなくなってしまうのです。

その利用者さんは、初めはなかなかお話もしてくれませんでしたが、根気強く接していきました。半年すると体が回復していくのにつれて会話も増えてきて、利用者さんの表情や顔つきが変わってくるのを感じました。そしてリハビリ開始から1年と半年後、ついに杖で歩けるまで回復したんです。

ご家族から「朝、自分で新聞をとりにいけるようになった!有難う!!」という言葉を頂いたときは、本当に嬉しかったです。
「リハビリ介護は体だけでなく、心をも回復させる仕事なんだ」
その時、リハビリ・デイの仕事の素晴らしさを実感することができ、大きなやりがいを感じました。

責任ある立場へ。スタッフの喜びが、自分の喜びに。

横井祐哉 写真

そんな出来事を経験していく中で、入社から約3年経った今は、スタッフを抱える立場へ抜擢して頂いています。

正直、驚きました。一般の企業ではありえない早さのスピード昇進です。

僕がスタッフを抱えるようになってからしばらくのこと。入社してまだ半年の新人女性スタッフが、ある利用者の方に対して、彼女なりの新プログラムを提案していました。利用者さんはその提案に応じてリハビリに取り組まれていました。

それからしばらくして、彼女はまだ慣れない作業内容に加えて慣れないことも重なり、さらに自信をなくしてしまいました。利用者さんへのコミュニケーションもあまりうまく出来ておらず、非常に落ち込んでしまっていました。

先ほどの利用者さんから、自分から「あれ、あのプログラムは今日はやらないのか?」と彼女に問いかけてくれたんです。「自分の提案したプログラムを楽しみに、日課にしてくれていたんだ!」と、彼女は相当嬉しかったようです。
僕も報告を受けて、自分事のように喜びました。そして何より、その彼女が自信を取り戻してくれたことが嬉しかったです。

「辞めたい」と思ったことは、ない

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そんな駆け抜けるような4年間だったのですが、不思議と一度も「辞めたい」と思ったことはありません。確かに、仕事内容はしんどいようなことばかりですが、自分が落ち込んでいるときは職場の仲間や上司、先輩が気遣いをしてくれ、周りに助けてもらってきました。
特にシャロームでは、手を挙げると、やりたいことは年次に関係なく任せてくれるという雰囲気があります。3年目には「介護甲子園」という業界の大きなイベントに出させて頂きました。皆やりがいを持って和気あいあいと働けています。

より広い世界を巻き込んでいきたい

横井祐哉 写真

少し大きな話で恥ずかしいのですが、僕には夢があります。
将来は、行政を巻き込んで、地域ぐるみで介護との関わりを行っていくようなことをしたいと思っています。たとえば秋田県では、カフェのようなところで介護相談を行っているところがあります。地域の方に、介護をより知っていただく為の講演や講習をしたり、相談所をしたり・・・少子高齢化をしていく中で、お年寄りに元気でいてもらう事、地域社会に介護を理解をしてもらいお互いに支え合う事が、これからの時代より重要になってくると思っています。堺市でそれを実現することが、僕の夢です。

現場を、ぜひ見に来てください

横井祐哉 写真

介護には色々な種類、領域があります。自分ができることが何かあるはずです。僕の場合は、それがリハビリでした。シャロームでは週一回程度からのボランティアも募集しており、パートや常勤など働き方は様々なあると思います。ぜひ気軽に一度現場を見に来て、体験してほしいと思っています。きっと、介護のイメージが変わるはずです。

MyHoliday

休日は、家で撮りだめたTV番組をのんびりと観ることもあれば、大学から続けてきたフットサルに汗を流すこともあります。
それと、私事ですが、今年11月に結婚することになり、今は新婚生活に向けて一人暮らしをスタートさせています。今までずっと実家暮らしだったので、毎日慣れない洗濯や洗い物など、家事の練習もしています。仕事もプライベートも、本当に充実していますが、これからは家庭・家族をしっかりと支えていけるようになっていきたいと思います。

※2014年12月24日現在の情報です

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