若いというのは不安要素にもなる、だから努力は怠れない。 西雄大 メヌホット千里丘

身近な存在がお婆ちゃんでした

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僕は元々、家が母子家庭でした。なので母親に育てられながらも、祖父母の家によく行っていました。ご飯やお風呂など、様々なお世話をしてもらうという幼少期を過ごしていましたね。

当時から、お婆ちゃんやお爺ちゃんと触れ合うのが当たり前でした。年齢を重ねるにつれて、働くことについて考えていく中で、自分が本当に向いている仕事は何なのだろうと考えていました。そのときに、自分にとっての当たり前であった「お年寄りと触れ合うこと」が向いていると思ったので介護業界に足を踏み入れました。

イメージとは絶対に違う

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当時の僕は介護の仕事を勘違いしていました。一般的なイメージだとお年寄りの方々と「のんびりお散歩にいく」「朗らかにお話する」とか思い付くと思います。勿論、一部分は合っていますが、全てではありませんでした。実際は体力面でも、精神面でもとても辛いことが多いです。寝たきりの方の介護を手とり足とりするには、技術や知識がいりますし、慣れるまでは時間がかかりました。

時間が全てを解決してくれる

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知識や技術はなんとかなったとしても、まだ問題はありました。就業当初は他の介護士の方々よりも、一回りは若かった僕は不安の対象でした。お年寄りの方々からは「こんなに若い奴が大丈夫なんか?」と思われていて、高圧的な態度を取られたり、して欲しいことを聞いて貰えなかったこともありましたね。年齢が若いことは仕方がないですし、何とか信頼をおいて貰えるように努力をしました。例えば気さくに話しかけてみるなど、積極的にコミュニケーションを取るように心がけていました。そして時間が経つにつれて心を開いてくれました。

ポーカーフェイスも時に大事

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介護は対人でのお仕事なので、トラブルやアクシデントなどはよく発生します。何かが起きてしまった時に、お年寄りの方々は敏感に気付かれます。不安を覚えることもよくあります。想定外の出来事が起きてしまうと、勿論私たちスタッフでさえも動揺してしまいます。

ですが、いくら慌てても事態は悪化するだけで、不安はすぐお年寄りの方々へと伝わってしまいます。なのでまずは自分たちが落ち着いた上で接することが大切です。同じ症状でも人によって違いがあったりしますので、一人一人に合わせた適切な処置を随時考え行います。

芯を持てば答えは見つかる

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僕自身も介護の仕事を始める前に、様々な就業体験はしてきました。ですが、これを「何年先、何十年先と続ける事が出来るのか」を考えた時に違うと思いました。過去からの体験を通じて、「自分が本当は何に向いているのか、何をしたいのか」を考え、見つけた一本の芯を見つけさえすれば、答えは見つかります。

介護の職業は数年で辞める方が多い職業です。それは、想像と現実のギャップが大きいために発生してしまいます。よく調べ、生の声を聞くことが大切だと思います。単に「ご老人のお世話をする」だけではないことは間違いありません。感謝されやりがいはとてもある仕事なので、是非一度調べてみて下さい。